AirPods Pro (2019)
AirPods Proを買った。
控えめに言って神だった。
- 音質
- 十分
- ノイキャン
- すごい
- いまどきのノイキャンってここまでできるんだと驚いた。
- 耳から空気が抜けていくような、無響室に入ったかのような錯覚をおぼえるほど
- 定常的なノイズにめっぽう強い。人の声は少し聞こえる。
- イヤホンから音を出していなくてもノイキャンできる。要は耳栓としても使える。
- 電池の持ち
- すこーし物足りないかも。3〜4時間の連続利用で切れる印象。
- バッテリー機能をあわせもったケースが便利。
- ケースはQiやMagSafeでの充電も可能
- 通話
- 特に問題なし
- 音質は自分で聞いたことがないので不明
- イヤホンでの操作
- 長押しによるノイキャンON/OFFが便利
- 再生制御はApple Watchの方が強いのでそっちでやっちゃう
自分は元々インナーイヤーのカナル型イヤホンが好み。耳栓としても使っていた。
それと比べてもAirPods Proに十分に耳栓の効果があって驚いた。
耳栓として使いつつ、スッと長押しして外の音を聞くのが秘密工作みたいで楽しい。
iPhoneやMacといったApple製品を使っている人は、親和性高いのでおすすめ。
Makefileで存在チェック - wildcard関数
wildcard関数はそもそもその名の通り、*や?といった文字を展開する関数。
しかし、これに*や?のない単純なファイル名を与えることで、ファイルの存在チェックができる。
ファイルが存在しているときは、与えたファイル名がそのまま返るが、そうでない場合、空文字が返る。
これにより、空文字かどうかをチェックするif関数と組み合わせることで、ファイルの存在チェックができるということだ。
このwildcard関数とif関数の組み合わせは、イディオムとして広く使われているようだ。
こんな感じ。
# $(call do-it, foobar.txt) のように使う do-it = $(if $(wildcard $1),,command)
無理矢理すぎるだろう…
えーと、UNIXの思想、小さなことをしっかりやる単機能を組み合わせて大きな力を生む、という考えはとても好きだ。
だが、…このmakeに関しては失敗しているように思う。
シンプルさが裏目に、わかりづらい、読みづらい方向に出ている。
そう、シンプルな単機能をどう切り出すかによって、物の使いやすさがかわってしまうということが体感としてわかる例だなと感じる。
make自体に歴史があって、設計思想がすごくうまく機能している要素と、そうでない要素に分かれていると感じる。
大元の、変更日付をチェックしてコマンドを依存するものに波及していく、という思想はものすごく良いと思う。
データ、というかルールでドリブンする機能で、本当に美しい。
だが、たとえば.c.oや、%を使った展開などは、疑問に感じる。
Makefileを短くすることには寄与したかもしれないが、読みづらすぎる。
makeに抵抗感を感じてしまうのには、こういった読みづらさ、取っつきの悪さが原因になっているのではないだろうか。
もう一個語りたいのは、makeフォロワーの苦しさ。
makeはちっとも綺麗じゃないとは思うのだけれど、ほかのビルド構成ツールもいまだにmakeを超えられていないと感じる。
疲れたので多くを語るのは避けるが、makeは巨大でいびつな物となっているものの、結局一番まともだと思う。
おわり
2021-11-25: はじめてのウィトゲンシュタイン
ウィトゲンシュタインは読んでみないとなぁと常々感じていた。だから読む。
とはいえ骨が折れるのはわかりきっているので、入門書から手をつけてみる。
15%くらい読んだ。ウィトゲンシュタインは、論理哲学論考において、語りることと語りえないこととを峻別する基準を示そうとしていたようだ。なるほど。その前提を知っておくと読みやすい気がする。
この基準を知っておくと、この世界をあるがままに捉えられるとのことだ。興味がかき立てられるが、魔法のような言葉に困惑してしまう。もっとなんというかお堅い印象があったが、そうではないようだ。
まだまだ全然わからないねえ…